わたしたちの社会には、障害(ハンディキャップ)の有無に関係なく、評価を与えられる場所があります。

その場所とは、色、音、形、言葉、想像力などの表現力や創造力などが認められ、国籍も、人種も、障害も、差別もなく、言語も超えて、作品に対して純粋に評価を得ることが可能な芸術や創作、そして「Design デザイン」といった世界です。

 しかし、わたしたちの社会には、こうした表現力の世界で、障害を持った方が、デザインやアートを学び、デザイナーとして才能の芽を伸ばしたり、社会で活躍できるまで十分にサポートできる環境は整いませんでした。

 近年、障害者総合支援法を中心として、社会での障害福祉サービスの提供に大きな変革の時代が訪れ、より高度で、より専門性の高い技術支援の提供を行なう就労支援施設の誕生が強く求められるようになったことで、あらためて障害者の社会進出の幅を広げる就労支援事業の専門性が問われるようになってきました。

 このような時代の変化を背景に、私たち日本社会福祉デザインセンター株式会社は、商業デザイン、グラフィックデザインという創造性の高い分野の技能を活かした職種や、仕事を夢描いてきた多くの障がい者の皆様に、挑戦と夢と希望を育む場所として、就労支援施設「日本社会福祉デザインセンター」を開設いたしました。

 私たちが新たな挑戦を行うために、ご賛同いただきました多くの皆様に感謝すると共に、社会に大きな夢と希望が生まれるよう、デザインを通じた絆を広げていきたいと考えています。

今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。



平成25年5月1日
日本社会福祉デザインセンター株式会社
代表 大平 毬萌